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君と僕とディミトロフ [ブログ]

テニスにおいて、どれだけサービスゲームが有利かを知っているだろうか。

このことを知らない人には、テニスが左右対称なゲームに感じられるだろう。

しかしそうではない。

男子プロツアーの2015年サービスゲーム取得率ランキングは、50位の選手でも73%(ちなみにその選手の世界ランクは21位)、1位だと96%もある。

相手のサービスゲーム(つまりレシーブゲーム)を取ることを「ブレーク」するというくらいである。


break【動詞】【他動詞】
A .1.a 壊す,割る,砕く.
b 引きちぎる,もぎ取る,折る.
c 骨を折る,関節をはずす,脱臼させる.

3 中絶する.

6.a 破滅させる.

B.1 破る,犯す.

10 降等処分に付す.


こんなことをされては、たまったものではない。



テニスは、

1.サービスゲームというノルマは「当然」クリア

2.その上で、相手より先にブレーク

3.ひとつでもブレークされたら、相手が6ゲームに達するまでに奪い返す

必要のあるスポーツだ。


レシーブゲームの獲得率は1位でも34%しかない。

よって、もし先にブレークをされてしまえば、負け一直線だ。

だからサービスゲームを取ることは当然のノルマとなる。


ところが、サービスゲームを取るのは、データほど簡単ではない。


ファーストサーブが入らないと、セカンドサーブを強く叩かれてしまう。

それを防ぐために速いセカンドサーブを打とうとすると、今度はダブルフォールトで失点するというリスクがある。


となると、ファーストサーブを入れることが最初のノルマとなってくる。

ファーストは7割入れば及第点、5割だとよろしくない。

9割入るようなサーブではセカンド同様強く叩かれる。


そのファーストサービスが入らないと、セカンドサービスでポイントを取らなければならなくなり、それに失敗すると圧倒的に不利なレシーブゲームを取らなければならなくなる。

このように借金が積み重なっていく。



サービスのチャンスが2回あることが、かえってプレッシャーになるという、まさにプレッシャーのゲームなのだ。

僕は野球観戦も好きだが、この緊張感はテニスでしか味わえないと思う。



昨シーズンの全米オープンでは、WOWOWが錦織の全試合を無料で放送してくれたが、今シーズンはどうなるのか、期待である。




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